遊べるこどもべや

押入れをおしゃれな子供部屋にDIYする方法と注意点

押入れを秘密基地にする楽しみ方と注意点 遊べるこどもべや

押入れは収納スペースとして使われることが多いですが、子供部屋や秘密基地として活用することもできます。
押入れを子供部屋にDIYすることで、子供たちは自分だけの空間を持つことができて、想像力や創造力が育まれます。
また、無駄なスペースを有効活用することで、部屋全体の広さや収納力もアップします。

しかし、押入れを子供部屋にDIYする場合は、安全性や快適性にも注意しなければなりません。
押入れは暗くて狭くて換気が悪い場所なので、火事や酸素不足などの危険があります。
また、賃貸物件の場合は、原状回復の問題も考慮しなければなりません。

そこで、この記事では、押入れをおしゃれな子供部屋にDIYする方法と注意点について紹介します。
持ち家と賃貸の両方に対応したDIY例や、滑り台やはしごなどの作り方もご紹介します。
押入れを子供部屋にDIYする際の参考にしてください。

【持ち家編】押入れを子供部屋にDIYする方法

持ち家なら、壁や柱に穴をあけたりペンキを塗ったりしても大丈夫です。
押入れを子供部屋にDIYするときは、自分の好きなように工夫できます。
ここでは、持ち家の場合の押入れを子供部屋にDIYする方法をいくつかご紹介します。

2段ベッドを木材で作る

この方法は、押入れの中間の棚をそのまま利用して、簡単に2段ベッドが作れる方法です。
扉は全部外して、柵とはしごを取り付けます。上段と下段は、子供が好きな色にペンキで塗ります。
柵は、子供が落ちないようにするために必要です。
下段は、衣装ケースや収納ボックスを置いて、洋服やおもちゃをしまっておきます。

柵で上遊び場下収納

この方法は、上段に柵を取り付けて、クッションマットを敷くと、可愛い遊び場ができる方法です。
下段は、キャスター付きの収納ボックスを使うと、奥のものも出し入れしやすくなります。
カーテンレールを取り付けて、好きな布をかけると、おしゃれな目隠しにもなります。
扉よりもカーテンの方が開け閉めしやすいです。

カーテンレールで目隠し

この方法は、上段をベッドルームにして、下段を収納にする方法です。
扉は全部外して、カーテンレールを上段の上側に取り付けます。
レース素材の布をかけると、お姫様みたいな雰囲気になります。
押入れは暗くなりやすいので、光が透けるタイプの布がおすすめです。
下段は、衣装ケースや収納ボックスを置いて、洋服やおもちゃをしまっておきます。

本棚で図書室風に

この方法は、押入れの壁に棚を取り付けて、本を並べると、すぐに図書室ができる方法です。
押入れは奥行きがあるので、棚を取り付けても子供が座って読書できるスペースがあります。
本は重いので、棚はしっかりと壁に固定します。
中間の板が曲がらないようにするためにも、板を1枚足して補強します。

3段でツリーハウス風に

この方法は、3段の1番上を子供部屋にして、高さと隠れ家感を楽しむ方法です。
木材の風合いを生かしてペンキで塗らないと、よりツリーハウスっぽくなります。
下段は収納として使って、中断は飾り棚や机として使えます。
屋根や窓のようなデザインの壁を作ると、子供だけの家になった気分になります。

【賃貸編】押入れを子供部屋にDIYする方法

賃貸住宅では、壁に穴を開けたり塗装したりすることができないため、押入れを子供部屋にDIYするのは難しいと思われがちです。
しかし、最近では、剥がせる壁紙やディアウォールなどの便利なアイテムがありますので、賃貸でも押入れを子供部屋にDIYすることが可能です。
ここでは、賃貸住宅で押入れを子供部屋にDIYする方法をいくつかご紹介します。

剥がせる壁紙でアレンジ

剥がせる壁紙は、裏面にシールが付いている壁紙で、好きな大きさにカットして壁に貼るだけで簡単にデザインを変えることができます。
剥がせる壁紙はホームセンターや100均などで手に入りますので、気軽に試してみることができます。
剥がせる壁紙は剥がしたときに傷が残らないので、賃貸の押入れでも安心して使うことができます。

ディアウォールで小窓

ディアウォールは、壁に穴を開けずに取り付けることができるパーテーションです。
ディアウォールは高さや幅を自由に調整できますので、押入れのサイズに合わせて設置することができます。
ディアウォールに木製の枠を取り付けて小窓を作ります。木製の枠は好きな色に塗装しておしゃれに仕上げます。
小窓から外の景色を眺めたり、カーテンをかけたりして、秘密基地感を味わうことができます。

ディアウォールで仕切り

ディアウォールを使って押入れの中を2つに分ける方法もおすすめです。
ディアウォールは高さや幅を自由に調整できますので、押入れのサイズに合わせて設置することができます。
仕切りを作ることで、上段と下段のように区切ることができます。
上段はベッドルームや遊び場として、下段は収納や机として使うことができます。

押入れを子供部屋にDIYするときの注意点

押入れを子供部屋にDIYするときには、以下の注意点を守ってください。

火気厳禁

押入れの中は火事の危険が高いので、ろうそくやライターなどの火気は絶対に使わないようにしてください。
照明は電気式のものを使いましょう。

換気をする

押入れの中は空気がこもりやすく、酸素不足や二酸化炭素中毒になる可能性があります。
扉やカーテンは完全に閉めずに隙間をあけておきましょう。
また、長時間過ごす場合は定期的に外に出て休憩するようにしてください。

転落防止

押入れの中で高い位置に上がったり、飛び降りたりすると、転落して怪我をする恐れがあります。
柵や手すりなどを設置して、転落防止に努めましょう。

原状回復

賃貸物件の場合は、退去時に原状回復しなければなりません。
壁や柱に穴をあけたりペンキを塗ったりすることは避けましょう。
剥がせる壁紙やディアウォールなどを使って、傷跡が残らないようにしましょう。

まとめ

押入れをおしゃれな子供部屋にDIYする方法と注意点について紹介しました。
押入れを子供部屋にDIYすることで、子供たちは自分だけの空間を持つことができて、想像力や創造力が育まれます。
注意点を守って、安全に楽しく遊んでくださいね。

次回は、「テーマパークのようなこどもべやの作り方」についてお話しします。
お楽しみに!